さわっても熱くない花火

ちょっとした驚きを食べながら生きています

Windows Server 2012 R2に怪しげなIntel HD Graphics Driverを入れて、Intel QSV API v1.11でエンコード

これの続きyanoshi.hatenablog.jp

上の記事では、レノボから頂戴したIntel HD Graphics DriverをWindows Server 2012 R2なサーバーにインストールしました。
しかしこの時入ったバージョンは10.18.10.3308。
別に画面を表示するだけならこのバージョンで何ら問題ないのですが、私はIntel QSVで動画エンコードをするために、ドライバを入れたわけでして…このドライバのバージョンだと、Intel QSVのAPI v1.7までしか利用できないようです。
rigayaの日記兼メモ帳 IntelドライバとQSVEnc (2014年11月版)
v1.7では 「--la (先行探索レート制御, lookahead)」も「--la-hrd (先行探索レート制御 (HRD互換), lookahead)」も使えません。困った。

ってことで、API v1.11に対応していて、なおかつWindows Server 2012 R2にインストール可能なドライバを探してみます。

Intel NUCに目をつける

「そういえば、Intel NUCってWindows Serverを動かすこともできたよな?」
そんなことを思い出した私は、もしかしたらIntel NUC向けのドライバならすんなり入ってくれるのではないかと、淡い期待を抱きました。

最新版は入らなかったものの、10.18.10.3960なNUC向けグラフィックドライバは無事インストール出来ました。

ドライバ入手場所

drivers.top4download.com
どう見ても怪しいページですけど、仕方がない。

「Download now」って書いてあるところをクリックするだけでダウンロードできる簡単なお仕事です。

インストール

普通にインストールするだけです。楽ちん。

結果

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無事、API v1.11を利用できるようになりましたとさ。めでたしめでたし