こんにちは。服を買いに行くとHDDの容量換算で値段を見てしまうyanoshiです。
近頃、ハードディスクの容量が足りません。*1
とりあえず手元においておく必要のないデータをどこかに退避したいという衝動に駆られて、クラウドストレージサービスの契約を検討していました。
候補に上がったのは以下の2つ。
- Amazon Cloud Drive(amazon.com版) Unlimited Everythingプラン
- 59.99ドル/年 (月換算617円*2)
- もちろん容量は無制限
- 1ファイルあたり2GB
- Microsoft Office 365 solo
「1ファイルあたり10GBまで扱えて容量無制限とか最高かよ!」ということでOffice 365 soloを契約してみました*5
Microsoft Office 365 solo を契約する
「容量無制限、はよ!」ってアピールする
実は契約してすぐは容量無制限になってません。(2015年7月現在)
容量無制限になったのは去年の10月から(参考:Microsoft、「Office 365」ユーザーの「OneDrive」を容量無制限に - ITmedia ニュース)なので、まだ全ユーザーに行き届いてはいないようです。
ですが、「優先的に容量無制限にして!」というアピールをすることはできるようなので、早速申し込んでみましょう。
「Get on the list」をクリックしてログインするだけの簡単なお仕事です。
大体、10日程度で容量無制限になるみたいです。
一足お先!にOneDriveの容量が無制限になったよ | Tipstour
10TBに近づいたらまた申請するパターンのようです。
使い勝手は?
言わずもがなですが、ただのOneDriveです。
Windows 8.1ユーザーならOSにOneDriveが組み込まれているので、かなりシームレスに利用可能です。
例えば「オンラインでのみ使用する」という芸当ができます。要は実体がOneDrive上にしかないファイルも、インターネットに繋がっていればまるで手元にあるファイルと同じように各種アプリケーションから扱えるという機能です。超絶便利ですよね。
特定の OneDrive ファイルをオンライン時のみアクセスできるよう設定する
ちなみに性能は?
「容量無制限ユーザーだから通信速度制限が掛かる」といったことは今のところはなさそうです。上り15Mbps程度は出るので十分使えると思います。
心配な点
ちょびっと心配なのは検閲の話。
倫理規定にはこんなことが書いてあります。
本倫理規定は、本倫理規定を表示又はリンクしている MSN、Windows Live およびユーザーがコンテンツを投稿又は他のユーザーと共有できるその他のサービスすべてに適用されます (以下「本サービス」と総称します)。ご利用になる特定のサービスの詳細について、以下の規定および補足情報をお読みください。
(略)
禁止事項
- テキスト、画像、音声、映像、データ、情報、ソフトウェアを含む次のようなコンテンツのアップロード、投稿、送信、転送、配布を行ったり、次のようなコンテンツの配布を促進したりしないものとします。また、次のような方法では本サービスを使用しないものとします。
- 全体又は部分的な人の裸体、又はアニメ、ファンタジー アート、漫画などの人間以外の形態での裸体を含む、あらゆる種類の裸体の描写が行われているコンテンツ
- ポルノ、わいせつ、俗悪、冒涜、憎悪、偏見、人種差別、不当な暴力を誘発、促進、又は表現するコンテンツ
- 別の個人や団体になりすますなど、投稿物の発信元を偽ったコンテンツ
- 本倫理規定に違反する外部サイトへのリンクを提供又は作成するコンテンツ
- お客様が権利を保有又は管理する、あるいは必要な同意をすべて得ている場合を除いて、知的財産権関連法規、プライバシーの権利やパブリシティーの権利、又はその他すべての適用対象となる法律により保護されているコンテンツ
- なんらかの方法で未成年者を害する、又は搾取することを目的としたコンテンツ
- 氏名、電子メール アドレス、住所、電話番号、学校名など、未成年者 (18 才未満の個人) の身元を特定できる情報の入力を促進、又は収集することを目的としたコンテンツ
- 事前の通知又は明示的な同意なしで、パスワード、アカウント情報、クレジット カード番号、住所、その他の連絡先情報など、個人情報又は身元を特定できる情報を収集、取得、保管、又は発表することにより、他者のプライバシーを侵害するコンテンツ
- 児童ポルノ、獣姦、近親相姦、違法薬物、ソフトウェアの不正コピー、嫌がらせをはじめとする、適用される地域や国の法律に違反している又は違法なコンテンツ
- 年齢、性別、身体の障害、民族、性的志向、人種、宗教を含む、あらゆる理由に基づいて、個人又は団体に対して、脅迫、ストーカー行為、誹謗、中傷、侮辱、迫害、威嚇すること、又は他者にこれらの行為を誘発又は促進することを目的としたコンテンツ
- 他のユーザーのコンピューターを害する、又は自己や第三者によるソフトウェアへの不法なアクセスや Web サイトやサーバーのセキュリティ侵害を可能にする、スパムなどのコンテンツ
- あらゆる手段を用いて、マイクロソフトの従業員、代理人、管理者、ホスト、モデレーター、別のユーザー、又はその他の人物になりすますことを試みるコンテンツ
- 銃弾や銃器の購入および販売を奨励する、又は促進するコンテンツ
- 「迷惑メール」、「スパム」、「チェーンメール」、「ネズミ講」、「アフィリエイト」、又は未承諾の商業広告を含むか含んでいると見なされるコンテンツ
- お客様が投稿又はアップロードしたコンテンツとして誤解を招く、又は既に投稿したコンテンツと同一か類似しているコンテンツ
- 第三者と共謀したり複数のプロフィールを使用したりして本倫理規定の条項に違反することにより、サービス内のランキングおよび評価システムなどのサービスを操作することを試みるコンテンツ
- 支払額の一部の返金を求めることを目的とした、商品の提示金額よりも高額の国際送金を行うコンテンツ
- 金儲けの手段、割引券、クレジット カウンセリング、オンライン調査、オンライン コンテストなどの広告を含むコンテンツ
- マイクロソフト コーポレーションの書面による合意を得ることなく、投稿物を送信できるいかなる種類の自動デバイス又はコンピューター プログラムをも使用しないものとします。
停止と解約
- マイクロソフトは、独自の裁量により、かつその責任を負うことなく、いつでも通知なしでユーザーが作成したサービスやコンテンツを調査し、コンテンツとアカウントを削除する権利を留保するものとします。マイクロソフトはまた、独自の裁量により、参加者を禁止しサービスへのアクセスを停止する権利を留保するものとします。
(略)最終更新:2009 年 4 月
なるほど、勝手に消すかもしれないってこと?
しかしながら2014年にサービス規約が次のように書き換えられたようで…www.itmedia.co.jp
倫理規定と規約、どっちを信じればいいんだぁ…
よく分かりません。とりあえず、MSの気にくわないファイルをアップロードしたら突然アカウントを削除できる可能性はあるということなのかもしれません。*6