この記事はKosen Advent Calendar 2014用に書いたものです。(11日に投稿するつもりが12日になっていたごめんなさい)
今回はよく売れそうな自己啓発本風のタイトルで書いてみます*1
良い感じにスパイシーですね。
でもご安心ください。
私は意識低い低い系男子なので(
つい半年前まで専攻科生だったので、まぁちょっとは現役高専生の指針になるような内容になっている気がします。
願わくば、現役生が読んでいる事を祈って…
はじめに
個人的には、専攻科生の強みって
- 時間がある
- 同年齢の大学生よりも研究をしている
- 成人しているので、色々と自由
だと思っています。
それを踏まえた上で以下を読んでいただければ幸いです。
あと、これを読んで実行したところで私みたいな人間になるだけなので、それはそれでどうなの?とか思ったりするのですが…
まぁ話半分に読んで下さい
その1. 投資してみたり、契約してみたり、なにか売ってみたりしてみよう
残念ながらこの社会は、経済的感覚や政治的感覚を身につけてないと、生きづらい物になっています。
本科からすぐ就職した友人を見ていると、
「経済のエコシステムとか政治的なアレとかがあまりキャッチできてないのに、すぐ働き始めないといけなくて大変そう(小並感」
という印象を受けてしまいます。
本科時代でそういった感覚を身につけれたらいいのですが…実際に「The経済」的な事をしてみないと分かんないですよね*2
専攻科生になっているということは、成人しています。
成人になれば、大抵のことが出来ますよね。
携帯の契約から、FXから、株取引から、オークションまで。
ちょっとくらい損をすることもあるかもしれませんが、まぁこういったことをやってみるのも楽しいのではないでしょうか?
その2. 自動車免許を持ってない人は取っておいたほうがいいかも
もし大学院へ行こうとか思っている人は、なおさらとっておいた方がいいかもしれません。
大学院は大抵田舎にあります。
つまり足が重要。
ホント免許があると便利だからなぁーほら、携帯契約するときとかさw
その3. 研究するぞい
これは自戒の念を込めまくって…
20歳そこらで研究経験があって、尚且つ学校で最年長の学生というポジションは結構美味しいと思います。
国際学会等に行っている友人を見て、「すげー」と思ったことも何度も(ry
少なくとも、研究職やアカポスを狙っている人にとって、専攻科時代の研究経験は色々と貴重なものになるんじゃないかな?(適当*3
その4. バイトとか
その1にがぶっている気もするのですが、バイトするのもいいともいます。
なんせ時間がありますからね!
私はタブレットの販売員をしていたわけですが…
正直言って楽しくはなかったですが、色々とセンセーショナルな経験だったとは思います。
視野は確実に広がったかな?
その5. 旅に出てみよう
これは私の完全な趣味ですね。
でも日本っていい国だし、その1とか4で儲けたお金で旅行しても損はないと思います。
幸いにも今の時代ってすごく便利で、前日に思い立って旅行に出ても、スマホさえあればどうにかなります。
宿だって、当日割引的な存在のお陰で、格安で良いホテルに泊まれたりだってします。
ちゃんとネゴシエーションしておけば、専攻科生なら平日に休めるもんね!素晴らしい!
その6. 就活ビジネスをうまく活用しよう
これは私自身もっと活用すればよかったと後悔しているアレです。
喜ばしいことに、いまだにIT業界の就活は売り手市場です。バブリーです。
企業が、いわゆる「逆求人系イベント*4」等を利用して積極的に青田刈りをしてくれる時代です。
乗るしか無いこのビッグウェーブに!
専攻科一年生って、これらの待遇を受ける権利はちゃんと持っていますし、専攻科卒で就職する気がなくてもこういったイベントに参加してみるのもありじゃないでしょうか。
うまくやればタダで東京に行けますし、お金がいっぱい降ってくるインターンシップにだって行けるかもしれません。
技術的にも刺激的な経験がいっぱい積めると思います。
その7. 学内のプロジェクト活動とか、コンテストとか
「時間はあるし、研究以外のこともしてみたいけど、目標設定が出来ない」
などという人にはおすすめ。
最近はコンテストビジネスもなかなかホットになってきてますからねー
ビジコン、アプリコンテスト、競技プログラミング、データマイニングコンテスト...etc.
その8. JABEEには寛容に
割とやり玉にあげられがちなJABEE。
現在進行形で苦しめられている専攻科生も多いのではないでしょうか?
専攻科になると、このJABEEのためにあるような、複数学科合同のグループワーク系授業があると思います。
学校によって内容は多種多様だと思いますが、他学科の学生と価値観が合わなくて大変な思いをしている人もいるのではないでしょうか?
私もその授業はめんどくさかった記憶がありますw
しかしながら今思い返してみれば、あの授業って実社会の縮図なようにも感じますし、社会で降ってくる可能性がある難題な気がするんですよね。
大学院へ行っても、いろいろな人種が集まってグループワークをするような経験はなかなか積めないと思います。
「うまく乗り切る処世術を身に付けるための授業だ」と寛容な気持ちで取り組むと良いかもしれません。
その9. お酒が好きなら、限界をテストしておく
お酒の失敗をするなら専攻科の時がベストな気がします。もちろん失敗しないことに越したことはないですが。
見知った先生と見知った仲間の中で失敗をすれば、被害は最小限に(ry
何度も言いますが、失敗しないことに越したことはないですが。
その10. ゆっくり将来を考える
高専生活のロスタイムとしてボケーッとするのも良いかもしれません。
俯瞰的にこれまでの人生を見てみたりとか、業界全体のこれからとか、将来についてとか…
ゆっくり立ち止まって考えられるタイミングなんて人生の中でそんなに無いと思います。少なくとも今の私は猛スピードで動きまわっているので。。。
まとめ
処世術を書くつもりが、蓋を開けてみたらただの反省会になっていたw