「まだケーブルに縛られてるの?」
そんな天啓(?)を受けた結果、幾つものボックスレスBluetoothイヤホンを試しました。そんなレビュー
ボックスレスBluetoothイヤホン
その昔Bluetoothイヤホンと言えば、「ごついレシーバー」や「音飛びで大変」というネガティブなイメージが強かったと思いますが、今は違います。
安定した伝送ができるようになっていますし、レシーバーやバッテリーがすべて発音部(?)に集められたボックスレスタイプがいくつも登場しています。
未来です!未来がやって来ました!
まぁそんなボックスレスなBluetoothイヤホンをやんごとなき理由で複数購入する事となりレビューを書くに至った次第です。はい。
Jabra ROX Wireless
まず最初に購入したのはこちらでした。
【日本正規代理店品】 Jabra Bluetooth4.0 ヘッドセットNFC対応 防滴・防塵(IP52) ROXシリーズ ブラック ROXWIRELESS-BK
- 出版社/メーカー: Jabra
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: エレクトロニクス
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良い所
マグネットでスリープ
このようにくっつければスリープになります。ネックレスモード的なところでしょうか?
マグネットでスリープにできるのは便利でした。ただ、そもそも待機中でもそんなにバッテリーが減らないので、必要な機能だったのかは謎ですが…
通話が割とクリア
Jabraという会社は元々Bluetoothヘッドセットとかを作っている会社のようでして、通話性能はなかなか良さげ。
外出中、人混みで通話してもちゃんと声を拾ってくれるっぽいです。
ただヘッドセット感は皆無なので、ひとりごとをブツブツ言っている危ない人に見られてる可能性はありますね。はい。
低音重視な音質
バランスよく低音を強めた感じの音質です。チープな音ではないです。
Bluetoothは非可逆圧縮してデジタル送信しているわけですが、それに合わせてうまくチューニングしているなぁという印象です。
安定した通信
かばんに送信機器(スマホとか)を入れた状態でも、音飛びはほとんど発生しません。かなり受信性能は良いようです。
現在は研究室のパソコンと接続して使っているのですが、研究室内を歩き回っても接続状態は切れず、音飛びもほとんど発生しません。
悪い所
マグネットがすぐ外れる
走ったりすると割とすぐ外れます。かばんに入れていても、結構な確率で外れて勝手にスリープから目覚めていたり…
結局ファンクションボタン長押しで電源を消すハメに。
ファームウェアが不安定
充電後、電源を付けようと思うとたまに電源がつかない事があります。そんな時はもう一度充電ケーブルをつないで、3秒くらい置いてから再度電源を付けようとすると大体うまく行きます。
音質が良いのか悪いのか良くわからない感じ
高級感のある低音でごまかされている感じがします。あくまで私の主観ですが。
aptXに対応していないですし、高音部分の解像度は余り良いとは言えません。この部分は実際に聴いて確かめてみたほうが良いのかもしれません。
音量がでかい!
実はこれが一番ネックでした。後述のMDR-AS800BTを購入した理由もこれです。
問題の事象と原因をまとめるとこんな感じ。
- イヤホン本体にアンプが内蔵されている
- Android/iPhoneで利用した際、イヤホン本体ボリュームはスマートフォン本体のボリュームレベルに同期して変化する
- パソコンで利用した際は、パソコンの音量レベルとは同期していない
- スマートフォン本体のボリューム変化量と、イヤホン本体のボリューム変化量が違う
はい。分かりにくいですね。図に示します。
ということで、最低音量でも煩いという事態に。接続アナウンス音まで煩くて辛い。
ちなみに、ボイスガイダンス機能は以下の方法でオフに出来ますので、気になっている人は是非お試しを。
結果として、WhisperTrialというアプリで音量を無理やり下げるハメに。
WhisperTrial - Google Play の Android アプリ
このアプリを使うと最大音量も下がっちゃうので、色々と面倒なんですよね。
ちなみにこの問題、eイヤホンで試聴した結果他のBluetoothイヤホンでも存在するようです。どうしてイヤホン内部の音量とスマートフォン本体の音量をリンクさせてしまったのでしょうか…
EarWingというやつの装着感が微妙
これは私の体に単に合ってなかったというだけ。
EarWingを使うと確かに外れにくくなるのですが、耳が痛い。固いんですよね…
ってことでEarWingを使わずに利用し始めたら、今度は徒歩中に頻繁に外れるように。
その他
イヤピースはCOMPLY TSXシリーズを使うと美味しいです。余裕がある人は是非。
COMPLY (コンプライ)イヤホンチップ耳垢ガード付Tsx-200シリーズ 3ペア (Medium(Mサイズ))
- 出版社/メーカー: 株式会社エントリージャパン
- メディア:
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Sony MDR-AS800BT
そんなこんなで購入した第二のボックスレスBluetoothイヤホンがMDR-AS800BTでした。
今度は失敗しないようにeイヤホンで試聴しまくって買いました(えっへん!*1
SONY カナル型ワイヤレスイヤホン スポーツ向け 防滴仕様 Bluetooth対応 ブラック MDR-AS800BT/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: エレクトロニクス
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良かった所
音量が自由自在
イヤホン本体の音量とスマホ本体の音量が同期しておらず、音量が自由自在です。素晴らしい。
aptX対応
音の解像度はこちらのほうが良いと思います。
フィット感
非常に耳にフィットします。全然取れないし痛くない。
悪かった所
受信感度がちょっと悪い
aptXを利用しているため、それなりの通信品質が必要なのかな?と邪推しています。
ポケットに入れておくと大丈夫なのですが、かばんに入れておいて2.4GHzな電波が飛びまくってそうな都会を歩くとブチブチ音飛びが発生します。
操作が難しい
コントローラボタンが1つしかありません。
このボタンひとつで、イヤホンとの意思疎通を図らなければなりません。モールス信号かよ。
ちなみにスポーツスタイルで利用するときは、コントローラバタンを操作して出力音声を左右反転させる必要があります。気をつけてください。(まぁ左右逆の音が出ている時点で気がつくとは思いますが)
ヘルプガイド | 左右の音声を切り替える
でかい
大きいです。聴診器とかをつけているのかと思うくらい耳から飛び出て目立ちます。
正直スタイリッシュかどうかは疑問です。まぁ電波を受信しています感は半端ないですが(白目)
その他
Sonyのノイズアイソレーションイヤーピースを使うことをおすすめします。これは必須購入かもしれません。かなり違います。
SONY ノイズアイソレーションイヤーピース Mサイズ EP-EXN50M
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 2人 クリック: 8回
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最後に
もっとコンパクトで音質が良くてバッテリー保ちの良いボックスレスBluetoothイヤホンはよ!
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*1:初めからそうしろよって感じですよね