今日も暑いですね。yanoshiです。
こんな日はビールを呑みながらOSの更新作業をするに限りますね。ってことでVAIO Pro 11にWindows10を入れながら書いています。
さて、巷で話題のWindows10ですが、それなりにWindowsを愛用し続けているユーザーとしてはそろそろアップデートしておかないといけない気がしてきました*1。
ということで研究室の個人用PCをWindows10にアップデートしましたので、忘れない内にその感想を書いておきたいと思います。
所感
まずはじめに所感を書き記しておきます。
一言でまとめるなら、なかなか良いものだと思います*2。
もちろん殺意の芽生える劣化とも言える変更点もありましたが、基本的には順当にWin8.1から改善された気がします。
というか、そのうち「Windows8?あぁあのWindows10のテストプレビュー版の?」というジョークが生まれるのではないかと思ってしまう程度には順当に進化しています。
正直Windowsなんて、サードパーティソフトウェアでカスタマイズしてやっとこさ使いやすくなるようななんとも言えないOSだったわけですが、それが何もしなくてもそれなりになんとかなるOSになってきたように思いますはい。
色々と入れないとどうにもならなかったWindowsが、そこまで入れなくてもどうにかなるOSになりつつある。
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 8月 7
気になった機能
タスクビュー
「いつの時代の話だよ!www」とMacやLinux系OSユーザーにツッコミを入れられそうですが、やっとまとも仮想デスクトップがWindowsにもやってきました。
その昔、下記に示すようなMS公式(?)アプリケーションがあったわけなのですが、当然のように皆さんには忘れられていて、さも初めてMSが仮想デスクトップを開発したかのように紹介されている記事を読むとなんとも言えない気分になる今日このごろです。technet.microsoft.com
タスクビューはこれまでフリップ3Dに割り当てられていたWin+Tabコマンドを押すことで起動できます。あとタスクバーにも起動ボタンが配置されています。
ちなみにAlt+Tabで出てくる画面もタスクビュー風になりました。良い話です。
これでやっとDexpot等のアプリケーションを使わなくても良くなるかもしれません。
通知のデザインがモダンUIに
Windows 8から導入されたモダンデザインですが、主にストアアプリにしかデザインが適応されておらず、スタート画面等に来ると別の国に来たような感覚に襲われていました。(あくまでも私の主観だけど)
デザインのちぐはぐ具合が顕著に感じられたのが「通知」だったと勝手に思っています。ストアアプリの通知はモダンUIでカッコよく表示され、通常のソフトウェアの通知は従来の吹出し風のアレで表示され…なんとも言えない気分でした。(あくまでも私の主観だけど)
それがどうでしょう!Windows10になって見事に通知が統合されました!(ぱふぱふ
良い。
ストアアプリがウィンドウとして起動するように
「どうして初めからこうしなかったの?」というツッコミしか私には出来ませんが、とりあえずストアアプリの起動や切り替えがしやすくなりました。もちろん全画面化も出来ます。
やっとストアアプリがWindowsの他のアプリケーションと同じ土俵で起動するようになったので、「使おうかなぁ」という気になり始めた今日このごろです。
Win+矢印キーによるウィンドウのリサイズが4分割に
Windows7以降、「スナップ機能」と呼ばれる機能で、ウィンドウをリサイズすることが出来ました。具体的にはWin+→で画面の右半分を専有するサイズに、Win+←で画面の左半分を専有するサイズに…と言った具合です。
これまでは2分割でした。それが4分割に対応したというお話です。ascii.jp
Win+←の後にWin+↑を押すと左上に貼り付きます。
4Kディスプレイが普及し始めた昨今ですし、それに合わせた機能なのでしょうね。
ただ私は縦置きディスプレイを使っている勢なので、上下分割が未だに追加されないことに悲しみを感じています。
IMEが賢くなった?
Win10、IMEが賢くなった感がある
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 8月 7
それなりに賢くなった気がします。「とりあえずOSをインストールしたらGoogleIMEを入れる」という作業がマストではなくなるかもしれません。
まぁ結局入れましたけど()
悲しいお知らせ
OneDriveのスマートファイル機能が廃止
「スマートファイル」が廃止されたことに対して、正直かなり憤りを感じているところだけどそれ以外は問題ないかな…
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 8月 7
TP版から騒がれてたみたいですがキャッチしていませんでした。情弱でした…
Windows8以降OneDriveはOSに統合されて、非常に使い勝手の良い物に進化していました。その機能の一つがスマートファイルです。windows.microsoft.com
この機能を活用することで、実体がオンライン上にしかないにもかかわらず、手元にダウンロードされているファイルと同じように扱うことができます。手元のストレージサイズに縛られず大容量のデータを扱う事ができ、如何にもクラウド時代を感じることができる素晴らしい機能でした。
しかし何かしらトラブルがあったらしくWindows10で一旦廃止される運びに…
情弱ユーザーが「ネットにつながってないとファイル見れないとか!!!」とクレームを入れまくったのかな?と邪推してしまう今日このごろです。ascii.jp
ちなみに、一応まだ完全に望みがなくなったわけではなく、復活させる気もあるみたい。
「Windows 8.1版で評価の分かれている「プレースホルダー」機能は一旦なくなるが、将来的には改善版で復活させる計画という。」 信じて…良いのですね? http://t.co/dxXwUb4Ucf
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 8月 7
覚えておきたいショートカット
とりあえずWindows10っぽい機能のショートカットをまとめておきます。仮想デスクトップも実装されたことですし、マウスを使わなくてもある程度のことができるようになりそうですね。
ショートカットキー | 機能 |
Win+矢印キー | スナップ機能 |
Alt+Tab | 表示ウィンドウの切り替え |
Win+I | 設定を表示 |
Win+Q | 検索ウィンドウにフォーカスを移動 |
Win+Tab | タスクビュー表示 |
Ctrl+Win+D | 新しい仮想デスクトップの作成 |
Ctrl+Win+F4 | 現在の仮想デスクトップを閉じる |
Ctrl+Win+矢印キー | 表示中の仮想デスクトップを変更 |
参考サイト: 地味に便利なWindows8/8.1/10ショートカットキーまとめ
まとめ
なんだかんだ便利なのでアップデートしませう。(無責任)