告知
考察記事を書く前にちょびっと告知。
最近某氏と一緒になんかブログ書いてます。携帯を転がすネタのコラムとか書こうと思っているので、気になる人はどうぞ。tech-podge.com
告知終わり。
前説: 特価BLについて
本記事は基本的に分かる人対象な記事なので、わからない人はここで閉じましょう。
ここ最近、携帯を買ったり売ったりしている人にとっては厳しいニュースが頻発しています。
各社こぞって、ソフトバンクをリスペクトした端末購入サポート割引制度を導入し始めていますし、auはLTEプランの新規登録を取りやめるようです。
そんな中でも筆者が最も衝撃を受けたのは、ドコモが新しいルールを作ったことでした。
それが通称「特価BL」と呼ばれるものです。割引BLとか色々な言い方があるようですが、一番メジャーな言い方は特価BLっぽいので、ここでは特価BLと呼びます。
ざっくり言うと、割引をたくさん受けすぎているユーザーを弾くための審査基準が設けられたといったところでしょうか。
この審査に引っかかると、回線費用の割引である月々サポートが受けられなかったり、のりかえ割による端末の割引が受けれなかったりと各種割引が受けれなくなり、最悪の場合全く割引がない状態でしか端末購入ができなくなります。
ちなみに筆者は、全ての割引の適用をお断りされました!!111
しかしながら、この審査基準はブラックボックス化されており、何が原因で審査に引っかかっているのかは明確に判明していません。ということで少し考察をしておこうと思います。
役に立つかは分かりませんが、初めから結論を書いておくと、
特価BLの審査基準にはPI回線の契約履歴情報も含まれているようなので、一度お断りされた人でも別回線をPIしようとするとうまくいく場合がある
というものです。詳しくは次章から。
2015年11月21日 追記
ドコモでの契約歴の無い回線を、実際にPIしようとしたら弾かれちゃいました。
某家電量販店では契約前にセンターへ特価BLかどうかを問い合わせるためにFAXを流しているのですが、そこにはPIする回線の情報を記載する欄は特にありませんでした。
もしかしたら予備審査をかけてくれたドコモショップが特価BLに慣れてなくて、アラジンの当該画面まで辿りつけなかった可能性…keitai-kojiki.kojikiou.com
この記事を見る限り、クレカとかを使って予備審査しないと項目が出てこないっぽいですね。
ってことで、この記事の考察は外れでした。
現在の直近のドコモPI/PO及び割引適用情報
他の方々の考察記事曰く、どうやら今年に入ってからのPI/PO及び割引適用情報が審査に大きく影響しているようなので、それに関して私の情報を書いておきます。
2015/03/21 機変林檎6→06/01 名義変更
2015/03/21 機変林檎6
2015/03/22 PI林檎6→06/01 名義変更
2015/03/22 PI林檎6
2015/03末 PO MVNOへ→06/30 PI(おかボ)
2015/05/23 PI林檎6→06/01 名義変更
2015/05/23 PI林檎6
2015/05/23 PI林檎6
2015/06/21 PI林檎6(おかボ)
2015/06/21 PI林檎6(おかボ)
2015/06/21 PI林檎6(おかボ)
2015/06/30 PI林檎6(おかボ)→名義変更
2015/06/30 PI林檎6(おかボ)→名義変更
2015/06/30 PI林檎6(おかボ)
ちなみにデータ(ルーター)化はしており、全て同一のシェアグループに入れています。そして月サポは温存中
おかげさまで、20GBオーバーのパケフラカケホ回線がほぼ0円で運用出来ており、「そりゃ特価BLとか始めるよな…」と言った感想です。*1
個人的にはこの時期に90日ルールが無くなっていたことがこのような自体を招いたと思っているのですが、どうなんでしょうね。(無論私は90日ルールがあったとしても回せていた計算ではありますが…白目)
特価BLを巡る紆余曲折
10月4日 初特価BL
審査落ちたwwwwwwww
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 10月 4
au POな回線、2回線をPIしようとして審査落ちしました。*2
それぞれ、2013/03-2015/03にドコモの契約履歴があるものと、2014/03-2014/07に契約履歴があるものでした。
10月後半 特価BL対策
6月頃に契約した際に、ショップ定員が
もうすぐドコモが新しいBL基準を作るみたいなので、その対策のために契約翌月に必ずSMSを送信するようにしてください
と言われたことを思い出し、回線の利用状況が大きく関わっていると考え、関係する全てのドコモ回線でSMSを送信してみました。
10月30日 予備審査にて特価BL引っかからず
別の回線で1回試してみようかと思い、予備審査を掛けてみました。
予備審査突破
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 10月 30
この回線では特に審査上の問題はなかったようです。*3
SoftBankPOな回線で、母名義でのドコモ契約履歴はあるものの、私自身の名義では契約履歴はありませんでした。
11月1日 最初に引っかかった2回線で再度挑戦
ん???ん???予備審査通ったのになにゆえ?
— yanoshi (@yanoshi) 2015, 11月 1
はじめの2回線で契約を試した所、またしても審査落ち。*4
考察
10月4日の店舗は家電量販店、11月1日の店舗はキャリアショップなので、店舗による差異は特になさそうです。
SMSを送信することで、回線の利用履歴を作るというのも役に立ったかは分かりません。でもやっておいて損はない気がしています。
ドコモの利用歴が無い回線が特価BLにならなかったところから察するに、当該回線の過去の契約状況を参照しているのかなと思っています。
おかえりボーナスの審査をするために作ったシステムの一部を流用して、特価BL審査に用いているのではないかと邪推しているのですが、どうなんでしょうね。
とりあえず、今のドコモにPIする際は、ドコモの契約履歴がない回線を選択するべきなのではないでしょうか。