yanoshiです。台風が来る度に眠くなります。今も絶賛眠いです。
さて「こいつイヤホンばっかり買ってるな」と思われそうですが今日もイヤホンのレビューです。
というのも、先日悲しいことに愛用していたMDR-AS800BTを失くしてしまいまして…
どこかでBTイヤホン落としたみたい、、、
— yanoshi (@yanoshi) 2017年9月29日
購入当初から気に入ってたよく出来たヤツだったので結構ショックだったのですが、「かと言って同じのを買うのもなぁー」とも思い新しいイヤホンを購入することに。
かねてより「ワイヤレスでノイズキャンセリングしたい!」と思っていたので、新発売されたのを期に購入してみることにしました。そんな話。
WI-1000Xについて
Sonyが2017年10月に発売したノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothイヤホンです。多分フラグシップ機。
LDACにもaptX HDにも対応していて、現状発売されているBluetoothイヤホンの中でもかなり上位に食い込んでくるであろうハイスペック機だったりします。Bluetooth5.0じゃない所がちょびっと寂しいかなって感じですが…
ちなみにお値段もなかなかです…3万超えのイヤホンを買うのはなんだかんだはじめてな気がします。(1万円~2万円なイヤホンをよく買っている気がする)
目次
- WI-1000Xについて
- 開封の儀
- 装着感
- バッテリー保ち
- ノイズキャンセリング
- 「外音取り込み」が凄い!
- トリプルコンフォートイヤピースが良い感じ
- 音質について
- Sony謹製のコントローラアプリについて
- 欠点
- 所感
- 余談
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開封の儀
なかなか大きなパッケージです。お値段に比例してパッケージサイズも大きくのかな…
開けると更に高級そうな箱が出てきました。テンション上がる。
「説明書を読まずにすぐ使いたい!」ってユーザーのためかは分かりませんが、ご丁寧に簡易説明書がこちらを向いた形で挟まれています。良いですね。
中箱を開けるとついにイヤホンが。お値段相応な佇まい。
付属品
付属品はこんな感じでした。
- イヤホンケース
- ハイブリッドイヤピース
- トリプルコンフォートイヤピース
- microUSBケーブル
- オーディオ入力用ケーブル
- 航空機用プラグアダプター
- 取扱説明書等
ケーブルが収納できます
このケーブルを…
こんな感じでまとめられます。良い。
装着感
良い感じに首にフィットします。煩わしさはあまりありません。
重心等も含めて上手く設計されているなぁといった印象です。
バッテリー保ち
かなり保ちます。連続稼働時間をあまり意識していませんが、普通に仕事中ずっと使えているので8時間以上は動く感じでしょうか。
ノイズキャンセリング
とっても良い感じです。
MDR-NWNC33を持っているのでXperia XZと組み合わせて利用することもあるのですが、それよりも良い感じにノイズを消してくれているといった所感です。
同様の製品だとBOSEのQuietComfort30がありますが、あれよりも自然に音が消えている気がします。
ノイズキャンセリング特有の圧迫感というか、反位相波形の存在感みたいなのは感じさせられません。ただ純粋に消せているノイズ量を比較するとQuietComfort30の方が勝るような感じも。一長一短ですね。好みが分かれるかもしれません。
QuietComfort30とWI-1000Xで迷っている人は試聴してから決めることをおすすめします。私はLDAC対応という点でWI-1000Xに決めました。
「外音取り込み」が凄い!
ノイズキャンセリングの性能もすごいですが、「外音取り込み」がほんとに凄い。
この機能、文字通り「外の音を取り込む」機能でしてボタン一つで有効にできます。(取り込み量等の細かな設定は後述のアプリから調整可能)
カナル式イヤホンは遮蔽率高めで、たとえノイズキャンセリングを切ったとしても外の音ははっきりとは聞こえません。
通常のカナル式イヤホンならば、駅のアナウンス等を聴きたい時はイヤホンを外すしか無かったわけですが、WI-1000Xの場合はそんなことをしなくても大丈夫!外音取り込みを使えば解決!
この取り込み具合がすごく自然でして。
タイムラグも感じさせられませんし音に違和感も感じません。「ホントにマイクで取り込んで回路を通って出てきた音かよ」って感じです。凄く楽しい。
ちゃんと耳を保護する機能もついているみたいで、大きな音が聞こえた時(破裂音等)は瞬間的に機能が停止して耳に負荷がかからないようになっています。テクノロジーを感じますね。
買うまでは全く注目していなかった機能だったのですがとっても気に入りました。すっごく良い。
トリプルコンフォートイヤピースが良い感じ
Sonyのノイズアイソレーションイヤーピースが好きだったのですが、残念ながら販売終了してしまったようです。
代わりに後継とも言えるトリプルコンフォートイヤピースがWI-1000Xには付属しています。
この子、見た目はcomplyのイヤーチップっぽいですよね。
実はcomplyのイヤーチップが苦手でして…「あんな感じの硬い装着感だったら嫌だなぁ」と思っていました。
しかしながら実際の装着感非常にソフトで良い感じです。ノイズアイソレーションイヤーピースよりも好きかも。
相変わらずイヤピースでかなり音質が変わってしまいますので、自分の耳に合うイヤピースを良い感じに選びましょう。とりあえず選択肢は7つもあります。
音質について
気になる音質ですが…素晴らしいの一言につきます。
とてもSonyらしい音ではありますが、とても良い音が出ます。少なくともワイヤレスって感じじゃない。
Bluetoothでよくここまでの音が出せるなぁと感心しました。さすがLDAC。私の陳腐な耳では有線とあまり聞き分けがつきません。
普段外出先ではXperia XZでGoogle Musicから音楽を聴いているのですが、久しぶりに「ロスレス音源が聴きたい…」という欲求を高まらせてくれるデバイスです。
たしかGoogle MusicはMP3 320kbpsでストリーミングしてくれているはずですが、それでは物足りないこの感じ…
e-onkyoで買った24bits音源を流しながらニヤニヤしてしまう今日このごろです。会社のゲストWiFiを拾っている時は自宅鯖からSMBでロスレス音源を引っ張ってこさせて再生させたほうが良いのか?そうしようかな…
ハイレゾ再生環境を揃えるのって今現在でも割と大変な所がありますが、「LDAC対応スマートフォンとWI-1000Xを揃えればそれでいいかな」という気分にさせてくれます。Android Oな端末が出揃えばそれが現実となりそうな気もしますよね。中華スマホでも多分LDAC対応になるでしょうから。
次期Android“Oreo”が対応「LDAC」「aptX HD」はどのスマホで使えるようになるのか? (1/3) - PHILE WEB
Sony謹製のコントローラアプリについて
ノイズキャンセリングの細かな調整等を行えるHeadphones Connectなるアプリがソニーからリリースされています。
www.sony.jp
イコライザは使わない人なので、ノイズキャンセリングの調整を主に使ってみました。
ロケーションに合わせて自動でノイズキャンセリングを変更する機能「アダプティブサウンドコントロール」が搭載されているのですが、たしかに良い感じに現在の状態を認識してくれて、それっぽくノイズキャンセリングを変更してくれます。
しかしながら…なんというか…「確かにいま電車に乗ったんだけど、数駅先で降りるから外音取り込みからモードを変えてほしくなかったなぁ」みたいなことが結構ありまして…
使いはじめて数日は物珍しくて有効にしていましたが、今は停止させてしまっています。難しい。
欠点
それほど目につく感じの欠点は無いのですが…強いて言うならLDACの最高音質(990kbps)で常に転送しようと思うと、音が途切れる事が多いことでしょうか。
これは仕方がないのかなーとは思うのですが、Bluetooth 5.0なら軽減するのかもなぁとも思うのでちょびっと残念なところではあります。
なので可変ビットレート(?)で転送させています。
所感
最高of最高ですね
値段相応の価値は間違いなくあると思います。
なかなか楽しいデバイスなので、いじりがいがあります。なかなか飽きないガジェットですね。
このサイズなら今度は失くさないことでしょう。大事に使わなきゃ。
余談
良いのか悪いのか…24bits音源買いたい欲求が再燃してしまって困っている今日このごろです。
そんなことを思いながらe-onkyoを見てたらデレステな曲の24bits音源で大量に販売され始めているではありませんか!
www.e-onkyo.com
来月になってもこの熱が冷めてなかったらポチポチしよっとー