拾い物なVAIO Type PさんにWindows10を入れようと思ったら予想以上に苦戦したので書き記しときます。
VAIO Type Pについて
うちのVAIO Type PさんはHDD版Atom Z550(2GHz)、メモリー2GBモデルです。HDDはZIF-mSATA変換アダプタとmSATAなSSDでSSD化してあります。
正直45nm時代のAtomが2GHzになったところで、NorthwoodなPentium4とさほど差は無い程度なのでかなりスペック的には厳しい…
特にグラフィック(GMA500)は、非力な上にZ550ではダウンクロックされており色々と辛いですね。
そして尚且つVAIO Type PはファンレスなのですぐThermal Throttingで0.7GHzくらいにダウンクロックされちゃいます。
色々とダメダメですね。ですが機動性とデザインはなかなかなものがあります。
てか色々と尖りまくってて最高だよね!このVAIO!!!!
今から買うことは全く持っておすすめしませんが、最高のおもちゃであることは確かです。多分。
前説終わり。
Windows 10インストールチャレンジ~失敗編~
手元にはWindows7のライセンスしかあまりがなかったので、とりあえずWindows7から入れてみることにしました。
しかし…入らない。具体的にはファイルコピーの段階でHDDランプが点灯した状態でフリーズしてそれ以上先に進みません。
全くもって原因が分からなかったので、とりあえずVistaを入れてみました。普通に入りました。
ってことでそこから7にアップグレードしてみようとしたのですが、またしてもインストール途中にコケる…今度はデータの引き継ぎ中にコケました。
Windows 10インストールチャレンジ~成功編~
ググってみると原因はZIF-mSATA変換アダプタらしいとのこと。
変換アダプタがTrimコマンドを処理することが出来ず、ハングアップしていたみたいです。迷惑な話ですね*1。henjinkutsu.com
ご丁寧に解決方法も示されていたので、掲載しておきます。
まさかこんな時にVista様にお世話になるとは思ってませんでしたね。はい。
Windows 10が入ったVAIO Type Pの使い勝手
遅い。特に夏場だとかなり辛い。
Windows10がGPUまで万遍なく有効活用してくれるおかげでかなり効率よく発熱します(白目
しかし素晴らしい活用方法を提示しておこうと思います。
それはシンクライアント。
まぁ要はリモートデスクトップクライアントとして使うって話ですね。サクサク軽快に動作します。
おしまい。
*1:こんな変態構成なのがいけないとはうすうす思うが