さわっても熱くない花火

ちょっとした驚きを食べながら生きています

有機EL 4K BRAVIA(A8F)を買ってモニタアームで固定した話

近頃巷で何かと話題な有機EL。
昔は高価なイメージでしたが、割と手の届く値段になってきました。

そんなこんなで意識を失い()気がついたら55インチ4K 有機EL BRAVIA(KJ-55A8F)を購入していました。
www.sony.jp

ソニー SONY 55V型 4K対応 有機EL テレビ OLED ブラビア KJ-55A8F (2018年モデル)

ソニー SONY 55V型 4K対応 有機EL テレビ OLED ブラビア KJ-55A8F (2018年モデル)


さらにそれをモニタアームを用いて設置してみました。
「55インチをアームにつけるだって!?正気かよ?」と思われそうですけど、ほんとにアームでつけちゃいました(てへぺろ☆


そんなレビューとメモ。

実家のテレビは良いものだった

実は、上京するタイミングで実家におっきなテレビを置いてきてしまいました。まぁリビングで使ってたので仕方がない。
実家に購入したのはKDL-40W900Aで、こいつはよくできていました。
www.sony.jp
ソニーで2Kがフラグシップになっていた最後の時代のモデルという感じで、それまで培われてきた2K向けの各種高解像度技術の最終形態といった雰囲気がありました。
とりあえずですね。ほんとにいい感じにフレーム補間してくれるし、ほんとにいい感じにノイズリダクションしてくれるんですよ!

そんなお気に入りのテレビと別れて以来、ずーっと「良いテレビがほしいなぁ」と思い続けて続けてきました。


上京して2年以上が経過し、東京での生活にもやっとなれ始め、少し色々と余裕ができ始めた今日このごろ…ついに思い切って積年の思い果たすことにしました。いい話!


店頭での葛藤…液晶にするか有機ELにするか

元々の狙いはX9000Fシリーズでした。
www.sony.jp

なんとなく「ソニーの液晶4Kミドルレンジの集大成」感を醸し出したスペックだったので、バランスの取れたこの雰囲気に惹かれていたんですよね。
あと、私のお部屋はそこまで大きいものではなく、正直50インチ超えは辛い気がしていたので49インチモデルが有るこのシリーズはちょうどいい感じでした。


しかし…ヨドバシカメラ店頭で想定外の事態に襲われます。
隣に…並んでいる…有機ELが…想像以上に…きれい…!!!!

正直まだ有機ELは早いかな?と思っていたんですよねー
ところがどっこい!こいつはすごいぞ!

というのもBRAVIA A1が発売されたときに「確かにコントラスト比はすごいけど、フレーム補間等々が液晶と比べると結構荒いなぁ…まだ有機ELに対するノウハウが溜まってないのかな」という感想を持ちまして。その頃のイメージから更新されていなかったので、A8Fには正直驚きました。よくできている!
あと私くらいしか気にしないのかもしれないのですが、こやつ重量が20kgを切ってきてるんですよね。すごい!*1


値段は下手すると倍くらいしましたが…まぁでも…ね?(遠い目

開封の儀

箱はこんな感じ
f:id:yanoshi:20180902203900j:plain
f:id:yanoshi:20180902203904j:plain


開けると「組み立て/設置ガイド」が見えやすい位置に入っていました。良いですね。
f:id:yanoshi:20180902204140j:plain


パーツも割とシンプル
f:id:yanoshi:20180902204148j:plain


発泡スチロールを外すとこんな感じ。薄さがよくわかりますね。
f:id:yanoshi:20180902204215j:plain

アームにつけるぞ!

ちなみに設置作業は1人では多分できません。かなり辛いです。
元々私も1人でやろうとしましたが、途中でギブアップして @shooter_h 氏に助けを求めました。その節は本当にお世話になりました!

利用したアーム

さて、ほんとに55インチをモニタアームで固定できるのでしょうか?みなさんが感じる素朴な疑問だと思います。
できます!

私が調べる限り55インチ級の重量に耐えうるモニタアームはこれくらいしかありません。
www.ergotron.com

この「HXデスクモニターアーム」の耐荷重は19.1kgです。今回購入したA8Fの55インチは18.7kgなので理論上はギリギリ固定可能なんですよね!
さすがエルゴトロン!最高!

アームを固定する

ベッドに固定しました。
どこのご家庭にもあるであろうIKEAな激安ドリルと10mmなショートビットを組み合わせていい感じに穴を開け…
www.ikea.com

スターエム 先三角ショートビット NO.5B 10MM

スターエム 先三角ショートビット NO.5B 10MM

f:id:yanoshi:20180903201118j:plain

そこにアームを鎮座させます。いぇーい!
f:id:yanoshi:20180903201607j:plain

ちなみに使っているベッドはこれ。
全方位から風が通り抜ける心地よさ 総桐ヘッドレスすのこベッド (セミシングル)の詳細 | ベッドスタイル

ディスプレイにアーム固定用の金具を取り付ける

こちらのアームですが、VESA MIS-Fに対応しています。
ただMIS-F規格をフルサポートはしていなくて(?)、20cmx20cmのサイズまでしか対応していません。
KJ-55A8Fは残念ながら30cmx20cmな穴しか空いていません(詳しい寸法図はここを参照 https://www.sony.jp/support/tv/size/2018/KJ-55A8F.pdf)

ということで変換アダプタを使って取り付けます。私は下記の製品を使いました。
SANUS サナス MA4A-b VESA300×300対応アダプター ブラック
Amazonでも変換アダプタは色々と売っている雰囲気なので選択肢は多数ありそうです。

取り付けたらこんな感じ。
f:id:yanoshi:20180902205722j:plain

アームとディスプレイを合体!

いぇーい!
f:id:yanoshi:20180904005232j:plain
f:id:yanoshi:20180904005226j:plain

最終的にはこんな感じに

配線等々を行ったらこんな感じになりました。
f:id:yanoshi:20180909021951j:plain




BRAVIA A8F(KJ-55A8F)のレビュー

薄い!

薄い。ほんとに薄い。
f:id:yanoshi:20180904005311j:plain

AndroidTVが割とサクサク!

昔のAndroidTV BRAVIAを知っているからこそ余計にそう思うのでしょうけど、サクサクでいい感じです!

起動してから利用開始に至るまでの体験もよくできていたり…
f:id:yanoshi:20180903214522j:plain
Google Homeから「ねぇGoogle...」をすると音量が小さくなったり…
素直に便利と感じられるOSにAndroidTVは成熟していました。

コントラスト比がすごい!

写真では伝わらない感動
f:id:yanoshi:20180904005638j:plain
f:id:yanoshi:20180904005645j:plain

超解像度系のクオリティはなかなか良さげ

「画質モード」を適切に選択してやれば、なかなかな性能を発揮してくれます。*2

Blu-rayソースだとかなり自然に4Kに持っていってくれます。後述のプレイヤーの性能も寄与しているとは思いますが。

NetflixボタンとかAbemaTVボタンが超便利!

f:id:yanoshi:20180913094746j:plain
押すだけで起動するってステキ。
AbemaTV、全然見たことがなかったのですが、こういった視聴導線が用意されると見ちゃいますよねー。CMチャンネルを垂れ流すの良い。

音は思ったよりすごくなかった

アコースティック サーフェスとやら、期待していたのですが、思ったよりすごくなかったです。
ちょっとわざとらしく低音方向に振っているイメージを受けました。節々に立体感のある音を感じられる瞬間はあるので、ピュアオーディオ寄りが好きな私としてはちょっと残念な気分ですね。




ついでにUltraHD Blu-rayプレイヤーも買ってみた

せっかくなので、君の名は。のUltraHD Blu-rayが見たくなったのです。

くっそきれい。最高!
f:id:yanoshi:20180909130922j:plain




所感

最高です。自宅の「巣レベル」がアップしました!
f:id:yanoshi:20180909030410j:plain



追記: 最高の活用方法

yanoshi.hatenablog.jp

*1:後述しているけど、モニタアームにつけるためには要件として20kgより軽い必要があった。

*2:「スタンダード」選択時にアニメを見ると、割とフレーム補間にミスっているシーンが多かったのですが、ちゃんと「アニメ」を選択したらかなり軽減しました。