連載6日目です。
- 1日目: Huawei P30 Pro
- 2日目: Qrio Lock
- 3日目: Garmin Venu
- 4日目: AfterShokz Aeropex
- 5日目: Sony WI-1000XM2
- 6日目: Oculus Quest (本記事)
昨年度買ったものの中でも大きく今の生活に貢献してくれているのが、このOculus Questです。
6DoF対応のスタンドアロン型VRデバイスとして脚光を浴びたOculus Quest。 なんといってもケーブルレスが生み出すその没入感と、手軽さ。それでいて自然なトラッキングがとても魅力的なVRデバイスです。 実は発売前に触れる機会があったのですが、「えっこれ、ヤバくない?すごい」って驚きを感じたのは今でも鮮明に覚えています。
ただ、発売日に買わなかったため、ズルズルと買う機会を逃していたのですが、ちょうど会社で少し絡んでいたアプリがリリースされ、「これは家でも使えるようにしたほうが良いな」と思い年末にポチしました。
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良い点
違和感のないトラッキング
この点がホントにすごいと思っています。 体を動かしたり、コントローラーを動かしたりした時に感じられるレイテンシみたいなのがほぼ有りません。VR特有の違和感がかなり低減されています。
おかげでそんなに酔わない。
更に最近はハンドトラッキングにも対応しました。こちらの精度もかなりものです。
思ったより狭い部屋だけどまぁ一応なんとかなってる
「VRしようにも部屋が狭くて…」という人でももしかしたらなんとかなるかも。 もちろんプレイすればするほど広い部屋が欲しくはなるんですけどねw
BeatSaberが楽しい
最近はBeatSaber専用機と化しています。が、それでも十分元が取れた様に感じられる程度にはBeatSaberが楽しい!
「BeatSaberってなんぞや?」って話ですが、こういう音ゲーです。
BeatSaber おもてぃームーブ集
— 梅雨野おもてぃー (@motisalt_x2) 2019年5月19日
Twitterの時間制限に全部まとめるのは無理でした
こうやって繋げるといろんな動きしてきたんだなって改めて思う#BeatSaber pic.twitter.com/S9u7lppRZ6
#BeatSaber
— はるふぁ @ セイバーつくるよ (@HARUFA_v) 2020年6月4日
♪くいしんぼハッカー
!bsr ae48
先日の配信祭りでお披露目した、初の完全自作譜面です!! #パヘたべたい#バーチャルモーションキャプチャー #VMCAvatar pic.twitter.com/BqJAYkPe5e
VTuberがプレイしているのを見たことのある人も多いのではないでしょうか?かわいい子がやっている姿を見ていると私もやりたくなったって感じですね。ありがとうVirtualMotionCapture。
ここからは夢の話ですが、割とModとかカスタムソングも簡単に動いたりします。
BeastSaber – Beat Saber Custom Map / Song Reviews
BMBFアップデートガイド - OculusQuest wiki
色々とハックするエコシステムが整っている
ベースはAndroidなのでまぁ何でもできちゃいます。色々とやるためにSideQuestというのがあってなかなか便利でした。
雰囲気的にAndroid黎明期(2.x系時代)と同じような香りがしてなかなかいじり始めたら色々と楽しいんだろうなぁとも感じたりはします。
Oculus LinkでPC VRとしても動作
PCのスペックに自信があればPC VR用の端末としても動作します。
Oculus Quest + Oculus Linkケーブル + Ryzen 3950X + GeForce RTX2060 Super の力を感じています。
— yanoshi (@yanoshi) 2020年6月25日
USB2.0なケーブル(=標準の充電ケーブル)でも動作するように対応したとのことでしたが、あんまり良い動きをしなかったので、Oculus Linkケーブルを買ってしまいました。
なんか高いケーブルが届きました。 pic.twitter.com/paAYmifrNY
— yanoshi (@yanoshi) 2020年6月25日
いい値段しますがよくできています。PCと接続した様はもはやOculus Rift S。
パフォーマンスは想像以上に良いです。ちょびっとレイテンシがある気もしますが、気にならないレベルであることは間違いありません。
BeatSaberもMappingExtensionsでゴリゴリエフェクトを効かせた曲が普通にプレイできます!(※夢の話です)(※夢を念写しました)
MODでバリバリエフェクト掛かっている大江戸コントローラーが普通に動くとは流石PC… pic.twitter.com/bADS5VBUgR
— yanoshi (@yanoshi) 2020年6月25日
Oculus Riftなゲームが動くようになるので、夢は無限大です。あんなアプリやこんなゲームも全部動いちゃう最高!
IPD調整機能がかなり良い
ちゃんとIPD調整時に、現在設定値をディスプレイ上に表示してくれます。
JINSで車運転用のメガネを作ったので、JINSのアプリで詳しいデータが参照可能です。 それを使ってIPDを設定してみました。かなりぴったしな気がします。
イマイチな点
パネルがRGB配列じゃない
PSVRも我が家には有りまして。それと比較すると発色やきれいさはちょびっと見劣りする所があります。
Oculus QuestはPentile配列な有機ELパネルを使っているはずで(おそらくサムスンのスマホ向けのパネルとかかな?)、一方PSVRは自社開発(?)なVR機器用の有機ELパネルを使っているはずです。 その性能差はやっぱり大きいかな?という印象ですね。
Qualcomm 835なのでちょびっとパワー不足をそろそろ感じる頃合い
Oculus Questのアプリストア審査はかなり厳しく、公式ストアから入手できるアプリはOculusからお墨付きを得た、いわば「快適に動作する」ゲームだったりします。 すなわちかなりチューニングして気を使って実装している感が半端ないです。
なので普段公式アプリとかをしている分には特段パフォーマンス不足は感じさせられません。
が、BeatSaberのMODやらストア以外から入れた野良アプリとかを動かすとコマ落ちする場面がちらほら…
今年度末とかには次世代機が登場したりするのかな?
総評
VRをしたことない人にこそ体験して欲しいデバイスです。未来はこんなに近くまで来ているんだって感じさせてくれるデバイスだと思います。
もしスマホ + ゴーグルでなんちゃってVRをやってみてがっかりした事がある人も、冷やかしでいいのでちょびっと使ってみてください。おそらく感動するはず!(IPDの調整はちゃんとやりましょう。人間は結構寄り目できてしまう生き物なので、できればちゃんとした測定値を元に設定したほうが無難です。)
HoloLensの際も相当感動しましたが、それとは違った感動がOculus Questにはあります。 この新型コロナウイルスによる引きこもりライフにおいても、運動不足解消やらストレス解消にかなり役立ってくれました。本当に有りがてぇ。ちなみにおかげで真面目に痩せてきましたw
Oculus Linkがあるので、全身トラッキングをしないのであればかなり良い選択肢だと思います。スタンドアロン型VRとしても楽しめますし、PC接続型VRとしても楽しめます。最高かよ!全方位型なVR入門機であることは間違いないでしょう。
昨年度後半で買ったものの中で、最も未来を見せてくれたのはこのOculus Questでした。
どのように世界が進むのかはわかりませんが、ARなりVRなりが社会を何らかの形で変えるのは間違いないと思っています。 そんな未来の入り口が垣間見える素敵機種であることは間違い有りません。ガジェット好きにはマストバイアイテムだと思います!
【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB
- 発売日: 2019/05/21
- メディア: Video Game