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さわっても熱くない花火

ちょっとした驚きを食べながら生きています

B-CASカードの話 (梅コースが始まったらしい)

追記(2015年11月21日)

近頃、どうしてかこの記事が人気記事になってしまっていて困惑している今日このごろです。
まぁしかしながら皆が欲しがっている情報は大体察しが付きます。近しい情報なら↓の記事に載っているのでご参照を。yanoshi.hatenablog.jp

昔話


昔々、テレビがデジタルになった時のことじゃ。B-CASと呼ばれる板をテレビに差し込まなければ、テレビが映らなくなったのじゃ。
これは民を不自由にするもので、テレビ好きな民たちはさぞ反発したそうな。
しかし、お上は「著作権」とやらを盾に断行し、結局は民もそれを受け入れたそうな………


天下乱世を生きる:放送業界の大チョンボ タダ見し放題B-CASカード問題(1)







しかし、ある日それは起こったんじゃ。あるものは「2ちゃんねる解析班のおかげ」と、あるものは「Oishii Slurper @OishiiSlurperと言う者の投稿がきっかけ」と言っておるが、定かなことはよくわからぬ。
じゃが、B-CASが改造できるようになったことだけは事実じゃ。


ん?よくわからぬとな?お主も勘が悪いのぉ………「あれ」が見れるようになったのじゃよ。
そうじゃよ。CSやらWOWWOWやらが見えるようになったのじゃよ。

なぁに仕組みは簡単じゃ。無限にお試し期間といったところじゃ。


天下乱世を生きる:放送業界の大チョンボ タダ見し放題B-CASカード問題(2)B-CASカードはどこまで解析されたのか







ここからが大変じゃ。なんせB-CASが丸裸になりよった。
そのうち中に使われているCPUの仕様までバレてしまってのぉ…それはそれは大変じゃった。

あるものはb25だのcastoolだのcasinfoというをつくってのぉ

あるものはBLACKCASなどと名づけた板を売りさばいて荒稼ぎしよった。








お上もこれには黙っておらぬ。
そうじゃ、ついにお縄になる者がでよったんじゃ。これの影響は大きくてのぉ。結局パソコンでテレビを見ている者にまでとばっちりが来よった。恐ろしい話じゃ。
B-CASカード、不正利用で摘発 経緯まとめ







しかしじゃ、お縄だけじゃ解決せん。一度広まったものはどうにかせにゃいかん。対策が必要じゃった。
「どんな対策をされるんじゃろ?」皆が気にしておった。
そんな中のぉ、有名なまるも氏という者がこんな予想を立てたんじゃ。といっても色々あってのぉ。元の書物はなくなってしもうた。
ここに覚書きした者がおったんで、それを書いとくかの…

松コース : 有料放送契約者の B-CAS カードを、EMM・ECM アルゴリズムを変更したものに全交換。再度クラックされない限り完全な対策となるが、最も費用がかかる。
竹コース : 極端に長い契約期限を TV 側で受け付けないようにする。 B-CAS 社及び放送局は現状の運用から変更不要だが、 TV メーカー側の負担大。不正改造側が契約期限を適宜調整するようになると無効。
梅コース : Kw の定期更新。申込不要での 1週間無料視聴は維持できない。Kw の不正配布を行われると無効。
B-CAS 関連まとめ | EarOwlの日記 | スラド








お上はたくさんの民をひっとらえた。


B-CASを運営している者も黙っとらんかった。BLACKCASを売っとった者達の会社を買い取りよったんじゃ。驚きじゃのぉ
BLACKCASのInternetArchive




昔話おしまい


そんなB-CASがまた話題に

梅コースの始まり

始まりは2月でした。blog.goo.ne.jp

梅コースが始まったわけです。

仕組みとは

電波に乗っけて、B-CASの書き換え信号を送っているだけです。
だけって言っても未来を感じますよね。先日の三菱な液晶テレビファームウェアアップデート失敗事案でも相当未来を感じたのに、今度は「テレビ」というくくりの商品すべてを対象としたある意味のファームウェア書き換えですからね。SF感ありますよね。

すでにイタチごっこ

すでに新鍵に書き換える輩が出てきたり、解析してよろしくやってくれるツール*1を作る輩が出てきたり…


これからのB-CAS

なんでも、次のデジタル放送ではD-CASってのに変わるらしいですよ。奥さん。av.watch.impress.co.jp



ぼやき

D-CASさん、なかなか強固そうですけど、盗聴者の手元にデコードできる機械がある事実は変わりないですし、どうせ破られちゃうのでしょうね。


まぁ色々と揶揄される日本のデジタル放送における暗号化システムですが、考えてみたらなかなかよく出来ているとは思いますし、うまくやってほしいなぁとは思います。
しかしながら、現状は余りにも不便ですよね。なんですんなり録画できない社会なんだろう。コピ10ってなんだよ。


思い返せば、CPRMの時にせよ、B-CASの時にせよ、2ちゃんねるを眺めている側からするとなかなかワクワクするお話でいつもドキドキしていました。
そんなB-CASの案件がついに来る所まで来たってことに一種の感慨深さを覚えている今日このごろです。


来る所まで来たと言っても、相変わらず猛者たちは戦っているみたいですね。
まさかこんな時にTorを見るとは思ってませんでした。Torの掲示板が熱くなっているみたいです。



そういえば、記事をサーベイしているときにこんなものを見つけまして
SARVH、6月30日をもってサイト閉鎖 - 録画人間の末路 -
その昔disっていた団体が消滅したということで、これまた感慨深いです。


そんな感慨深さと懐かしさで敷き詰められたB-CAS話でした。おしまい。

*1:栗鼠とかいうやつ