せっかく手頃なサイズのdocomoタブレット(ここ重要)が手に入ったので、カーナビにしてみようと思います。
と言うのも前からドコモドライブネットに興味がありまして…なんせカロッツェリアなナビが自動更新込みで月額315円で使えるんですからねー
色々とやってますが、この記事の内容をマネするなら自己責任でお願いします。
下準備
以下の物を準備しました
- SC-01E
- 月サポがそれなりにあるXiデータ回線
- 今回は3月に購入したGalaxy S3の回線を利用。3465円/月
- Xiな音声回線
- ドライブネット クレイドル 02
- NTT 【ドコモ純正】 タブレット対応[ドコモ] ドライブネットクレイドル 02
- これがないと、ドライブネットの機能の一部が使えません
- Galaxy Tab向けの充電専用アダプタ
- GalaxyTab / Google Nexus7にも対応!充電強化アダプタ
- 有名な話ですが、Galaxy Tabは一般のシガーソケット→USBな端子からでは充電できません。なので、変換アダプタが必要です。*1
回線の契約変更
データ回線にプラスXi割を適応します。
あんまり知られてないですが、プラスXi割は利用端末のIMEIを見て、料金の切り替えを行っているみたいです。つまり契約情報の利用端末には縛られてないってことですね。素晴らしい。
なので、パケホ3円運用も夢ではありません。
今回の場合はXiタブレットで利用するので、多分料金は次のようになるでしょう。*2
Xiデータプランフラット にねん | 2980円 |
SPモード | 315円 |
月々サポート | -3465円(実質割引金額3295円) |
ドコモドライブネット | 315円 |
ユニバーサルサービス料 | 3円 |
合計 | 318円 |
格安ですね。これで自動更新なナビが使えるんですから最高です。
クレイドルの設置
かなり無理な形で付けてしまいました。反省。
取り扱い説明書曰く、このような付け方はしちゃダメみたいですね。良い子はまねをしないように。
バックモニターを見たいときは、Galaxy Tab 7.7 Plusを上に押し上げないといけなくなってしまいました。しかたがないかなぁ
初期設定
ヘルプを見たら全部書いてますね。ドライブネットアプリより
メニュー->ヘルプ(外部サイト)
より閲覧して設定しました。
車載に最適化する(エンジンを止めると自動的にスリープ状態にさせる)
元々ドライブネットは「普段、色々な事に使っているスマホやタブレットをカーナビにする」という意図で作られたシステムのようで、車載専用タブレットで利用するにはちょっと不便な事がいくつか…
特に車のエンジンを切っても、ドライブネットアプリが起動していればスリープにならないというのはとっても不便です…
Taskerをインストール
「Tasker」を使ってAndroidタブレットを車載仕様にしてみた(その2) | APPGIGA!!(アプギガ)
私と同じような悩みを持ってる方がいらっしゃいました。
有料アプリですが、便利そうなので入れてみます。
エンジンが切れるとスリープにする
さてまずエンジンが切れたのをどうやって認識させるか…ですよね。
ありがたい(?)ことにエンジンのON/OFFに連動して、クレイドルのセンサーの電源もON/OFFになるので、これとの接続状態を利用してスリープを阻止したいと思います
- 画面ロックを解除する
Androidの
設定->セキュリティ->画面ロック
をなしにしておきました。
- Beginner Modeを解除する
解除した方が良いらしいのでとりあえずやっておきました。Preferences->UIよりチェックボックスがあります
- Profile(イベントみたいなもの)を作成する
クレイドルのBluetoothに接続されるとタスクが実行されるように設定します
- Stateをタップ
- Netをタップ
- Bluetooth Connectedをタップ
- NameとAddressをそれぞれ虫眼鏡アイコンをタップして設定。その後、左上をタップして戻る。
- タスクを作成する
プロファイルを作成完了後、自動的にタスク作成に遷移します
- タスク名を設定
- 新規タスクを作成
- Displayをタップ
- System Lockをタップ
- 特に入力せずに左上をタップ
動作を確認
次のような手順で動作を確認しました。
- タブレットを設置
- ドライブネットアプリを起動しスリープにしておく
- エンジンをかける
- 数分放置してもスリープにならない事を確認(ドライブネットアプリのスリープ抑制機能が正常に動作している)
- クレイドルに接続されたことを確認して、エンジンを切る
- 数秒後に自動でスリープする事を確認(Taskerが正常に動作している)
やったね!
ただ少し問題点も。
キースイッチがONで、なおかつエンジンが掛かってないときに少し時間をおいた場合、その後エンジンを掛けると、一瞬Bluetoothの接続が切れてしまいます。これを認識してタブレットさんはスリープ状態に…
まぁこれはあきらめた方が良さそうですね…
車載に最適化する(画面表示を大きくする)
5/8追記:結局解像度設定はデフォルト値で落ち着きました(この記事で詳しく記述)
という事で解像度の設定を弄ってみたいと思います。
あとこの作業はroot必須です。rootの取り方に関しては、前回の記事を読んでください。
また、色々と副作用があるので、気をつけてね(副作用に関しては後述)
どこを弄るか
ESファイルエクスプローラを利用して、/system/build.propを編集していきます。
ro.sf.lcd_density
の値を編集します。(デフォルトは160)
最適な値はいくらか
- ホーム画面の比較(上から160[初期値],180,200)
- ドライブネットアプリのスプラッシュ画面の比較(上から160[初期値],180,200)
- 地図の比較(上から160[初期値],180,200)
よく比較すると思いますが、明らかに初期値におけるドライブネットアプリの見た目がおかしいです。
なんというか…粗い。たぶん画像を無理矢理引き伸ばしているんでしょうね。このアプリはタブレットに最適化されてないのだろうか…(遠い目
一方高い値ではスマホ表示になっているようで、画像が粗くはありません。しかしボタンが小さくなってしまいました。文字は大きいんだけどなぁー惜しいなぁ
とりあえず私は200で運用することにします。(画像が粗いのは頂けないので)
副作用
ro.sf.lcd_densityの値を変更すると副作用が生じます。
ワンセグや標準カメラアプリが動作しなくなりました。ぐぬぬ。
ちなみに元の値(160)に戻すと何事も無かったように動作します。たぶんタブレット表示以外では動作させないようになっているのでしょうね…
以上の副作用より本設定はあまりお勧めしません。画像が粗い問題もそのうちアップデートで解消するかもしれませんし…淡く期待しておきます。
ドライブネットの感想
さすがカロッツェリア!
賢い!
曲がるポイントに近づいた時のズームが、非常にタイミング良く動作してくれます。さすがだなぁ
しかしUIはあまり褒められたものではありません。「メニュー」の中に設定項目が沢山あるくせに「設定」なる項目もあるし…慣れるまではメニューで迷子になりました。
あと、なにげに音声案内の声を変更できるのは良いですねー。
キャンペーン・イベント情報 : ドコモ ドライブネット 有名声優によるナビ音声提供中! | NTTドコモ
キャンペーンをやっていたので、ためしに豊崎愛生さんの声に変更してみました。
とっても流暢に唯ちゃんが案内してくれる。いいね。