さわっても熱くない花火

ちょっとした驚きを食べながら生きています

SublimeText3+LaTeXTools+TeXLive2015でWindowsなplatex執筆環境構築

さて修論の時期です。
以前TeXの執筆環境に関する記事を書いたのですが、バージョンアップに伴って少し煩雑になってきたので新たにメモっておきます。
以前の記事はこちら
yanoshi.hatenablog.jp


ちなみに「vimでいいじゃん」というコメントは受け付けておりません()
また「Atomではダメなの?」という意見もありそうですが、AtomTeX関連プラグインはまだ黎明期のようでして結構トラブルが多いみたいです。ということでSublimeTextを引き続き利用することとしました。

http://animelogo.com/lovelive/img/iOSg



TeXコンパイル環境: TeXLive2015

TeX Live - TeX Users Group
TeXLiveさんは便利なTeX環境構築ツールです。TexWorksもインストールしてくれるので何も考えたくない人はこれ入れるだけでも良いかもしれません。

ちなみに…Downloadインストール版は頻繁に壊れているので、Stable版だと思われるISOバージョンをダウンロードすることをオススメします。
Acquiring TeX Live as an ISO image - TeX Users Group
http://mirror.ctan.org/systems/texlive/Images/
「texlive2015-20150523.iso」ってのを持ってくれば良いと思います。

「install-tl-windows.bat」を管理者権限で実行すれば無事インストールできると思います。
詳しいことは以下のソースが有益です。
TeX Live/Windows - TeX Wiki


エディタ: SublimeText3

Sublime Text - Download
確認はしていませんが、SublimeText2でも動作するとは思います。
円高に振ってきたし、そろそろSublimeTextを買っておこうかなぁと思う今日この頃です…社会人になったら課金したいなぁ。

Package Controlもいれておきましょう。
Installation - Package Control
「Ctrl+`」で出てきたコンソールにインストールスクリプトをコピペしてインストールしましょう。
Package Controlのインストールスクリプトは頻繁に変わっているとの噂なので、その辺のブログからのコピペではなく公式からのコピペをオススメします。


エディタプラグイン: LaTeXTools

「Ctrl+Shift+P」でPackage ControlのInstall Packageを呼び出して、LaTeXToolsをインストールしましょう。

初期設定

インストール後「Ctrl+`」でコンソールを表示して以下のコマンドを実行すると初期設定が完了するっぽいです。

sublime.run_command("latextools_migrate")

ちなみにこのコマンドは「C:\Users\%username%\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\LaTeXTools\LaTeXTools.sublime-settings」に記載されています。

TeXLive用に設定

詳しい理由は知りませんが、とりあえず初期設定のままだとコンパイルが通りません。(日本語向け環境設定ができてない?)
なので諸設定が必要です。
wshinya.hatenablog.com
↑の記事のようにインターネット上では「C:\Users\%username%\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\LaTeXTools\builders\traditionalBuilder.py」を編集して対応する方法が一般的のようですが、最新のLaTeXToolsではこれでは動きませんでした!どうやらtraditionalBuilderの動作が変わったようです。
そもそもtraditionalBuilder.pyはLaTeXToolsのアップデートの度に更新されてしまうので、その都度編集が必要で色々とかったるい…
ってことで当記事では別の方法を書いておきます。


簡潔に記載するとLaTeXToolsのUser設定を書き換えるというものです。
f:id:yanoshi:20160121163331p:plain
↑より「LaTeXTools.sublime-settings」を開いて、116行目付近の「"builder_settings" :{」の次の行に以下のような設定を記載します。

"command":["latexmk", "-cd",
	"-e", "$latex = 'uplatex %O -no-guess-input-enc -kanji=utf8 -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S'",
	"-e", "$biber = 'biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B'",
	"-e", "$bibtex = 'upbibtex %O %B'",
	"-e", "$makeindex = 'upmendex %O -o %D %S'",
	"-e", "$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S'",
	"-f", "-%E", "-norc", "-gg", "-pdfdvi"],

f:id:yanoshi:20160121163733p:plain
↑のようになると思います。


コンパイルしてみる

コンパイルは「Ctrl+B」でできると思います。

エラーが出るときは

Unicodeなファイルを使っているときはエラーが出るかもしれません。その場合は「\documentclass{jarticle}を「\documentclass{ujarticle}」に書き換えることで解決できるかもしれません。

お好み: ConvertToUTF8

blog.bokuweb.me
UTF-8文字コードを自動変換してくれるプラグインです。割と便利。

お好み: フォント埋め込み

yanoshi.hatenablog.jp

お好み: 特殊文字の表示

yanoshi.hatenablog.jp


まとめ

書いておいてなんですが、近頃はCloud LaTeXなどという便利ツールもリリースされています。
サクッとレポートを書きたいとき等はこれを使ったほうが楽なのかもしれません。
cloudlatex.io

またPandocというMarkdownをLaTeXに変換してくれる便利ツールもあります。(MarkdownからHTMLを作った経験のある人は既に御用達かも)
http://sky-y.github.io/site-pandoc-jp/users-guide/sky-y.github.io
qiita.com




[改訂第6版] LaTeX2ε美文書作成入門

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